こんにちは!ハピラボ通信です。
「やりたいことがわからない」「やりたいことがない」と悩む人は少なくありません。SNSや周りの人が夢を語っているのを見ると、「自分には何もないのかも…」と不安になることもありますよね。
でも安心してください。やりたいことは、特別な才能や壮大な夢だけではなく、日常の中にすでに隠れていたり、「すでにやっている」という場合もあります。今回は、やりたいことを見つける方法を科学的根拠と具体的なヒントを交えながらお伝えします。
やりたいことは「考えて」ではなく「行動」で見つかる
「やりたいことを見つけたい」と思うと、多くの人はじっと考え込んでしまいます。ですが、心理学的には「行動がモチベーションを生む」ことが分かっています。
たとえば運動。気が進まなくても動き出すと、「もう少し続けてみようかな」と思えることがあります。これは脳の報酬系が働き、行動の後に「楽しい」「やりがいがある」という感情が生まれるからです。
つまり、やりたいことを見つける方法は、まず小さな行動を起こすことなのです。
実は「すでにやっていること」がやりたいことかもしれない
「やりたいことがない」と思っている人でも、実はすでにやりたいことをやっている場合があります。
- 休日に自然の中を散歩するのが好き
- ノートや日記を書くと落ち着く
- 誰かに料理をふるまうのが楽しい
- 本屋やカフェに立ち寄るのがワクワクする
これらは「当たり前」と思っているかもしれませんが、実は心が求めている行動であり、やりたいことのヒントになっています。
「ないもの」に目を向けるより、「すでにあるもの」「もうやっていること」に気づくこと。これが自分らしいやりたいことを見つける大切なステップです。
未来を心配して動けないのはもったいない
「失敗したらどうしよう」「役に立つのかな」と考えすぎて、一歩が踏み出せないことはよくあります。
心理学者カーネマンの研究によると、人は未来のリスクを実際より大きく見積もる傾向があるといいます。しかし、実際にやってみると「意外とできた」「思ったほど大変じゃなかった」と感じることが多いのです。
実際にやってみると「思ったより楽しい」「意外とできた」と感じることが多いのです。
未来を心配して止まるより、今の気持ちに正直に動くことが、やりたいことを見つける一番の近道です。
科学が証明する「今を生きる」と幸福度アップ
1.ストレス反応の軽減
過去や未来の不安よりも「今」に集中すると、心の負担が軽くなります。
2.脳の構造的変化
- 前頭前皮質(注意・感情調整)が活性化
- 扁桃体(不安・恐怖の中枢)が落ち着く
- 島皮質(感覚認識)が厚くなる
→ 感情が安定し、前向きに挑戦しやすくなります。
3.ポジティブ感情の増加
小さな出来事に喜びや感謝を感じやすくなり、毎日の幸福感が高まります。
4.感情調整力の向上
小さな出来事に喜びや感謝を感じやすくなり、毎日の幸福感が高まります。
出来事に振り回されず冷静に対処できるようになり、新しい挑戦もしやすくなります。つまり、「今を大切にする習慣」は、やりたいことを見つける力そのものを育てるのです。
やりたいことを見つけるための具体的ステップ
1.小さな「気になる」を試す
大きな夢ではなく「ちょっとやってみたい」でOK。
2.結果より経験を大事にする
やってみて合わなくても、その経験が次のヒントになります。
3.今の生活を振り返る
すでに好きで続けていることが「やりたいこと」につながっているかもしれません。
4.今に集中する習慣を持つ
食事を味わう、自然を感じるなど、「今」を意識すると幸福度もアップします。
まとめ:やりたいことがないと悩む前に「今」を動く
「やりたいことがない」と悩むのは自然なことです。ですが、
- すでにやっていることに気づく
- 小さな「やってみたい」を試す
- 今を大切にする
この3つを意識すれば、やりたいことは自然と見えてきます。
未来を心配して止まるのではなく、今日の一歩が未来を変えるのです。そして、その一歩こそが「やりたいことを見つける方法」の第一歩になります。
あなたの「ちょっと気になること」は何ですか? 今日からぜひ試してみてください。
次回のハピラボ通信もお楽しみに!ではでは。